終活カウンセラーの存在

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人生の終わりを見つめなおし、悔いのない今を生きるために、終活をしてみようというのが一種のブームです。しかしいざ始めようとすると、何から手をつけてよいのか分からず、戸惑うことが多いのではないでしょうか。

一口に終活といっても、分野は多岐にわたります。
模擬葬儀や入棺体験のような、精神的な準備も必要ですが、もっと実際的な手配も色々としなければなりません。

たとえば葬式は誰を呼んで、どのように行なうのか。戒名や法名はどうするのか。お墓は新たに立てるのか、どこかへ入れてもらうのか。遺品は何をどのように処分するのか。財産は誰に何を相続させるのか。ペットのことを誰に頼むのか。急に介護が必要になった場合、どんな形で誰に面倒を見てもらうか、などなど。
それぞれの専門分野が、法律だったり宗教だったり医学だったりするため、ひとりで全部片付けようとすると、過大な負担がかかります。その結果、どれにも手をつけられないということになりかねません。

そんなときには、終活カウンセラーに相談してみるのも一方法です。カウンセリングを通して、不安の理由と解決法を見出していくのです。
終活カウンセラーといえども、すべてに精通した専門家というわけではありません。しかし、専門家や専門業者とは繋がりを持っていますから、適切な仲介役になってくれます。
自分の思いや伝えておきたいことを、エンディングノートに残しておくという方法があります。文章を書き慣れていない方は、終活カウンセラーのアドバイスを受けることもできます。

自分の終活は全部自分でやりたいという方も、最低限抑えておくべき手順や事柄については、終活カウンセラーのノウハウが参考になるでしょう。うっかり何かをやり残して、来世で後悔しないための用心です。
終活といっても、これまでの人生の延長上にあるものです。それほど難しく考えず、気軽に相談してみることが、最初の一歩を踏み出すきっかけになります。